
【The Black Eyed Peas(ブラック・アイド・ピーズ)って?】
The Black Eyed Peas(ブラック・アイド・ピーズ)は、アメリカ合衆国のヒップホップ・ミクスチャーグループで、これまでにグラミー賞を6度受賞しています。
2003年頃にFergie(ファーギー)という女性歌手が加入し、4人になりましたが現在は、will.i.am(ウィル・アイ・アム)、apl.de.ap(アップル・デ・アップ)、Taboo(タブー)の3人で活動を再開しています。
今回はそんなThe Black Eyed Peas(ブラック・アイド・ピーズ)の
『Where Is the Love?』という曲を紹介します。
2001年9月11日に発生した同時多発テロをきっかけに作られた曲と言われています。
一度はカフェなどのお店で聴いたことがある人もいると思います。
ヒップホップに、少しポップの感触を足した、聴き心地の良い曲です。The Black Eyed Peas(ブラック・アイド・ピーズ)が元から持っていたブラックミュージック的な側面が、Fergie(ファーギー)の声が入ることで良いハーモニーを生み出しています。
歌詞にはどのような意味が込められているのでしょうか?
それでは聴いてください。
【The Black Eyed Peas – Where Is The Love? (Official Music Video)】
【歌詞(和訳)】
What’s wrong with the world, mama
(この世界はどうなっちゃったんだ、ママ?)
People livin’ like they ain’t got no mamas
(こんな風にいきている奴らには母親がいないのか)
I think the whole world addicted to the drama
(世界中がドラマの世界に夢中になってる)
Only attracted to things that’ll bring you trauma
(トラウマになるようなことに惹かれていくみたいだ)
Overseas, yeah, we try to stop terrorism
(海外で起こっているテロを私たちは止めようとしている)
But we still got terrorists here livin’
(でもテロリストはすぐここにも生活している)
In the USA, the big CIA fightin’
(アメリカではCIAのお偉いさんが戦ってる)
The Bloods and The Crips and the KKK
(ストリートボーイズに、ギャングに白人至上主義集団)
But if you only have love for your own race
(もし自分の人種しか愛せないなら)
Then you only leave space to discriminate
(差別するしかなくなってしまう)
And to discriminate only generates hate
(差別は憎悪しか生み出さない)
And when you hate then you’re bound to get irate, yeah
(憎悪を生みだ出し、怒りを生みだしてしまう)
Madness is what you demonstrate
(お前自身が生み出した狂気)
And that’s exactly how anger works and operates
(まさにその怒りがどう作用するかわかったろ)
Man, you gotta have love just to set it straight
(なぁお前は愛を持つべきだ、それが間違いを正す方法なんだ)
Take control of your mind and meditate
(心をコントロールし、よく考えてみろ)
Let your soul gravitate to the love, y’all, y’all
(みんなで魂が愛に引き寄せられるままに)
People killin’, people dyin’
(人々は殺し合い、死んでいく)
Children hurt and you hear them cryin’
(子供達は傷つけられ、泣き声が聞こえる)
Would you practice what you preach
(神が教えることを実行できるか)
And would you turn the other cheek
(片方の頬をぶたれた時、もう片方の頬を差し出せるだろうか)
Father, Father, Father help us
(神様、僕たちを救ってください)
Send some guidance from above
(天から導きを与えてください)
‘Cause people got me, got me questionin’
(なぜならみんな僕に聞くんだ)
Where is the love (Love)(x4)The love(x2)
(愛はどこにあるのって)
It just ain’t the same, always unchanged
(愛は他の何でもない、いつも変わらないもの)
New days are strange, is the world insane
(今の時代は変で、世界は狂ってる)
If love and peace is so strong
(もし愛と平和の力が強力ならば)
Why are there pieces of love that don’t belong
(なぜどこにもいきつかない愛があるのか)
Nations droppin’ bombs
(国々が爆弾を落とし)
Chemical gasses fillin’ lungs of little ones
(子供達の肺を化学ガスが満たす)
With ongoin’ sufferin’ as the youth die young
(苦しみは続き、若い人々が亡くなる)
So ask yourself is the lovin’ really gone
(だから自分自身に問いかけてほしい、愛は本当になくなったのかって)
So I could ask myself really what is goin’ wrong
(僕は自分自身に問いかけてほしい、何が間違ってるか)
In this world that we livin’ in people keep on givin’in
(僕らが生きるこの世界では、人々は権力にひれ伏す)
Makin’ wrong decisions, only visions of them dividends
(間違った選択をし、自分の取り分しか考えない)
Not respectin’ each other, deny thy brother
(互いを尊重せず、兄弟をも否定し合う)
A war is goin’ on but the reason’s undercover
(戦争は続くのに、その理由は隠蔽されたまま)
The truth is kept secret, it’s swept under the rug
(真実は明かされないまま消えて行く)
If you never know truth then you never know love
(真実を知らなければ、愛も知らない)
Where’s the love, y’all, come on (I don’t know)(x3)
(なあ、愛はどこにあるんだ)(僕にはわからない)
People killin’, people dyin’
(人々は殺し合い、死んでいく)
Children hurt and you hear them cryin’
(子供達は傷つけられ、泣き声が聞こえる)
Would you practice what you preach
(神が教えることを実行できるか)
And would you turn the other cheek
(片方の頬をぶたれた時、もう片方の頬を差し出せるだろうか)
Father, Father, Father help us
(神様、僕たちを救ってください)
Send some guidance from above
(天から導きを与えてください)
‘Cause people got me, got me questionin’
(なぜならみんな僕に聞くんだ)
Where is the love (Love)(x4)The love(x2)
(愛はどこにあるのって)
Where is the love, the love, the love?
(いったいどこに愛があるんだ)
I feel the weight of the world on my shoulder
(僕は世界の重みを感じる)
As I’m gettin’ older, y’all, people gets colder
(歳を重ねるににつれ、人々は冷たくなっている)
Most of us only care about money makin’
(ほとんどの人が金儲けにしか興味がなく)
Selfishness got us followin’ our wrong direction
(自分本位の考えが間違った方向へと進ませる)
Wrong information always shown by the media
(メディアは間違った情報を流し)
Negative images is the main criteria
(ネガティブな映像が当たり前になる)
Infecting the young minds faster than bacteria
(若い感性をバクテリアより早く感染する)
Kids wanna act like what they see in the cinema
(映画でみた通りに子供達は振る舞いたがる)
Yo’, whatever happened to the values of humanity
(人間の価値に何が起こったんだ)
Whatever happened to the fairness in equality
(平等の公正さに何が起こっっているんだ)
Instead of spreading love we’re spreading animosity
(愛を広げる代わりに憎しみが広がっていく)
Lack of understanding, leading lives away from unity
(理解力に欠け、統一性から離れていく)
That’s the reason why sometimes I’m feelin’ under
(それが僕が時々だるくなる理由で)
That’s the reason why sometimes I’m feelin’ down
(それが僕が時々落ち込む理由だ)
There’s no wonder why sometimes I’m feelin’ under
(だるくなるのも当然だ)
Gotta keep my faith alive till love is found
(愛を見つけるまで信念を持ち続けなきゃいけない)
Now ask yourself
(今自分自身に問いかけてほしい)
Where is the love?
(愛はどこにあるの?と)
People killin’, people dyin’
(人々は殺し合い、死んでいく)
Children hurt and you hear them cryin’
(子供達は傷つけられ、泣き声が聞こえる)
Would you practice what you preach
(神が教えることを実行できるか)
And would you turn the other cheek
(片方の頬をぶたれた時、もう片方の頬を差し出せるだろうか)
Father, Father, Father help us
(神様、僕たちを救ってください)
Send some guidance from above
(天から導きを与えてください)
‘Cause people got me, got me questionin’
(なぜならみんな僕に聞くんだ)
Where is the love (Love)(x4)The love(x2)
(愛はどこにあるのって)
Sing wit me y’all:
(みんな一緒に歌おう)
One world, one world (We only got)
(世界は一つ)(僕たちの世界は一つ)
One world, one world (That’s all we got)
(世界は一つ)(それが全て)
One world, one world
(世界は一つ)
And something’s wrong wit it (Yeah)
(何か間違ってる)
Something’s wrong wit it (Yeah)
(何か間違ってる)
Something’s wrong wit the wo-wo-world, yeah
(世界の何かがおかしい)
(One world, one world)
(世界は一つ)
(That’s all we got)
たった一つだけ
(One world, one world)
(世界は一つ)

【『?』マークの意味とは 歌詞考察】
まずは、曲名にもついている『?』とはなんなのか?
MV中に『?』を張り付けるシーンがかなり多く出てきます。
そのメッセージを歌詞の中から探っていきたいと思います。
曲は心の拠り所になる存在(母など)はいないのか?
という問いかけから始まります。
心の拠り所となる存在というのは頼れたり、相談できたり自分にとっての大事な存在のことだと思います。
そんな存在を持つ人が少なくなっていて、世界もまたおかしな方向へと転がっていると憂いているのです。
当時、アメリカでは同時多発テロの報復でイラク戦争が始まりました。
そんなテロリストを探し出せとなっている最中、この曲は「テロリストはもっと身近にいるものだ」と訴えています。
大きな権力を持った人や団体など『正義』だと思っていても、目に見えないだけでひどいことを行っているかもしれない身近な存在だと。
また、自分となにか外見が違っていたりした場合差別してしまうこともあります。恨み、怒り、嫌悪感が増した同士から生まれるものは戦いです。
そんな感情から生み出された戦いは、時には無関係な人の命を多く奪うものになります。そこから悲しみの連鎖に繋がり、争いが止まることが無くなってしまうと。
本当にその通りだと思います。
もしも、自分の大切な人がそのようなことに巻き込まれた場合あなたは許せるでしょうか?また、その感情から逆の立場になったと考えてみてください。
許せませんよね。負の感情に勝てないかもしれないですよね。
この曲ではそんな悲しみの連鎖を止めるのは『愛』だと歌っています。
しかし、冒頭でも書いた通り『愛』が大事でもそんな『愛』を感じることさえできない人もいます。
誰もが愛を持てば世界は平和になるということはわかっています。
しかし、愛さえも行き場がないおかしな世界が広がっています。
権力者が自分のいいように取り分しか考えず、間違った決断がなされていく。
誰かが嘘をついているか、なにか隠されているか真実はわからず巻き込まれる人がたくさんいます。
その結果、意味のなく人殺しが繰り返されるのです。
権力者の利益や保身を考え、自分本位の価値観のせいで戦いに繋がっていくのです。
また、悪いニュース、否定的な話、残酷な話というのは瞬く間に広がり話が大きくなっていく。
このことは、今の日本の自殺者が多い現状に似ていますよね。
しかし、どちらか一方を責め立てるような歌詞はありません。
そんな中で、この曲は人間が生きる世界は同じ一つの地球なのに、なぜ差を見つけて戦いが繰り返されるのか?
愛は一体どこにあるのか?と繰り返し問いかけています。
あなた自身に、他人事と思わず自分で問いかけ続けてほしいと訴えかけています。誰が悪いわけではなく、自分自身はどうするのか?と
その問いかけが「?」に繋がると思っています。
少し余談ですが、最近のニュースで落合陽一さんが話していました。
「戦争はいつだって老人が始め、理由もしらない若者が犠牲になる」と
「これで片方を徹底的に叩くのではなく、両方を理解したうえで自分たちの意思決定を行ってほしい」
「なぜなら、若者もやがて老人になるし対話の可能性を探し続けることが大切で、傍観的にならず自分のできることからまず初めてください」と
本当に正しく響く言葉でした。
この歌詞と同じことを言っているように思えます。
【まとめ・感想】

『Where is the love ?』は単にテロ反対だけを歌った曲ではありません。
もっと大きなスケールで平和を歌った曲です。
みなさんも今だからこそ、この曲の重みを感じてください。
自分たちには自分たちのできる『愛』のある行動を。
また、その行動が誰かのためになり『愛』が広がりますように。
最後まで見ていただきありがとうございました。
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